政治センスがないにも程がある
- 「国民一律の現金給付を断念、「バラマキ批判で逆効果」…参院選前に得策ではないと政府・与党判断」 << 「読売新聞オンライン」
現金給付は貯蓄に回るだけで消費促進につながりにくいので政策としては反対だが、くれると言うならぜひもらっておきたい、というのが富裕層を除き私を含む大概の国民の正直な思いでしょうから、こんなふうにいちいちバラマキ批判に反応して右往左往するなんて、政治センスがないにも程があるというものです。観測気球の揚げ方も下ろし方もまるっきり駄目です。
そもそも今の政府・与党なんて、何をやっても選挙対策と言われるに決まっていますから、選挙対策と言われるのを恐れていたら何もできませんし、かといって何もしないままでいいはずもなく、そこのところは腹を据えてかかるべき局面です。なのに、この体たらくは何なのでしょうか。
さて、現金給付をやめた代わりにどうするかというと、ガソリン価格の引き下げや光熱費の補助を考えているらしいですが、結局は前政権と同じことをするならもっと早くから継承しておけばよかったのに、長年冷や飯食いで憎き政敵どもをつぶすことしか頭になかった無能宰相がこの半年あまり、国民を苦しめるために何をしてくれてきたのかという話ですよ。
石破政権はトランプ関税よりも悪質な国難なので、さっさと排除すべきです。