まるで「カリ城」
警察が発表した密造工場の写真には、暗い部屋の中に断裁前の偽札がうず高く積まれている。まるでアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」を彷彿させる光景だ。
[「中国で通貨偽造を摘発・・・押収した「ニセ札」は約40億円分」 << 「サーチナ」]
このニュースを見て「そんな大規模な偽札工場があるなんて!」と驚いた人は多いかもしれませんが、私はそんなに驚きませんでした。どこかでそのくらいの偽札工場が稼働しているだろうなとは思っていましたので。
だって、あの国の偽札事情ときたら、銀行ATMで3000元を引き出したらそのうち700元が偽札だったりするほどのひどさです。そんな話、ほかの国では聞いたことがありません。
再来月には偽札防止策を施した新紙幣が発行される予定だそうなので、改善されればよいのですが。曲がりなりにもGDP世界2位の国で、銀行ATMから出てくる紙幣が偽札だらけというのはまずいですからね。