「民主主義って何だ!」「これだ!」のシュプレヒコールもとっくに聞き飽きてきた今日このごろ、あれをやっている当事者たちもすっかり疲れ果てているのではないかと思われますが、このたび新たな笑いのネタ新たに「安保法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」なるものが立ち上げられたようです。

ハンガー・ストライキとは、自分たちの要求が受け入れられるまで飲食を断つという、まさに命がけの抗議行動のことですが、この学生たちは医者の指導を受けながら、死なない程度、たおれない程度にやるのだそうです。

そんな彼らを悪く言う人たちは、最初から敵意があるのだそうです。われわれセーギノミカタを賞賛しないのはみんなワルイヤツに決まっているという、まあ、いつものあの手の人々の思考回路ですね。

ハンスト()を実行するに当たり、なぜかカンパを募っているそうです。

彼らの行動に賛同の名のりを上げる人たちが次々に現れているようです。この場合の「賛同」とは「ハンストを見事完遂して国家国民のため勇敢に死ね」という意味でしょうか。

それはともかくとして、10代最後の夏の思い出作り、せいぜい頑張ってください。

でも、決してパフォーマンスとしてやりたくないですし、僕らが30代や40代になったときに『国会前でハンストしたな』とか、思い出話のように語ってしまいたくないんです

[「webDICE」]

断言します。君たちのほとんどは、30代や40代になった時に「国会前でハンストごっことかしたな」と居酒屋で思い出話に花を咲かせることになります。