しょぼいことで騒いで重大な問題が見えなくなる
一般に公文書改竄は許されないが、今話題の件は公文書改竄一般の問題ではない。政府が国会に対して説明責任を負い、そのことによって間接的に民主的統制に服するという仕組みは議院内閣制のまさに根幹だ。政府が国会を欺くならこれは有名無実となる。だから民主政の根幹に関わる不正と言われている。
— ystk (@lawkus) 2018年3月14日
野党や報道各社が先に倒閣目的を掲げて変な騒ぎ方をするせいで、こういう重大なことから焦点がずれていってしまうのが問題なのですよ。
書き換えられている事柄そのものはしょぼいものばかりなので、はっきりいってどうでもいいのです。あんなものをさらし上げて、鬼の首を取ったように倒閣祭りに持っていこうとするのは無理でしょう。
重要なのは、たとえしょぼい事柄とはいえ、国会に提出する文書を行政が書き換えたという事実です。報道によれば、森友学園騒ぎ以前から財務省ではそういうことが横行していたらしいとのことですし、きちんと洗うべきです。