観戦で感染
私は11日前に「日本における新型コロナウイルスの感染拡大は3月中になだらかな山を越え、4月中には完全収束とまではいかないまでも明確に制御できている状態」という予想を立てましたが、ひと月ほど延びるような感じがしてきました。というのも、今のような状況でさいたまスーパーアリーナでのK-1を強行開催する団体や、そこへ来る6,500人もの観戦客など、ある種の人々が日本社会にも一定割合で存在してしまっているからです。
もちろん、あのような大規模イベントも、開催側が万全の態勢をととのえた上、来場者がマスクをつけるとか入場前や退場後にしっかり手を洗うなどの対策を講じているなら、何とか許容できるかもしれません。ですが、あの手の人々にそんな危機意識を期待するのは難しいのです。
うん。ごめん。このレベルでコロナウイルスの対処をしている団体が開催したイベントで埼玉県庁・大野元裕知事が責め立てられるのは余りにも理不尽だと思うし県民としてキレるわ。
— ずいこん (@JLDP87) March 22, 2020
コロナウィルスについて|K-1ジム総本部 https://t.co/jEpYtsHt3Y pic.twitter.com/7Y7VyDnp13
私も埼玉県民なので言わせてもらいます。K-1が開催されたのはさいたまスーパーアリーナですが、たぶん埼玉県内からの観客は1割程度でしょう。半数以上は東京からだと思います。今から2、3週間後、潜伏期間と軽症期間が過ぎたあとに、埼玉県外のあちこちで感染例が確認されたら、そのたびに「さいたまスーパーアリーナでの集団感染」と言われ、あんな埼玉県外の商売人どもとそれに乗せられる埼玉県外からの観客どものせいで埼玉が風評被害をこうむることにもなりかねないと思うと、腹立たしくてなりません。
といっても、私にできることは限られています。今日もきちんと手を洗いましょう。