悪意のマスメディアはこんなふうに、いわゆるアベノマスクを納入したうちの一社であるユースビオについて「契約書を見てもなぞが深まるばかりだ」などと書き立て、あたかも同社が不正を行っているかのように槍玉に挙げた。何ら瑕疵のないこの小規模企業は、ただ単に政府に協力したからという理由だけで、野党、似非リベラル、似非左派にたたかれるはめとなり、誹謗中傷を受け、社長やその家族にも嫌がらせが及び、同社はベトナムから防護服等の医療装備を100万セット輸入する事業を停止することになった。

その一方で、同じ媒体が昨日公開した記事がこれだ:

野党、似非リベラル、似非左派のせいで、医療用防護服100万着が医療現場に届かなくなり、代わりに、子供の作ったポリ袋ナンチャッテ防護服1400着いや1400枚が届けられることになった次第である。毎日新聞は〈子供たちの善意〉を好意的に取り上げているようだけれども、防護服が不足してレインコートで代用しなければならないほどの状況に置かれている医療現場の方々が、このゴミ袋1400枚を受け取る時の怒りと苛立ちは、想像するに余りある。

目下の新型コロナウイルス禍において日本で医療崩壊が起きるとすれば、それは恐らく政府の失策によるものではないだろう。諸外国に比べてCOVID-19での死者数を極端に小さく抑えている日本は、決して完璧ではないがかなり成功しているといってよい。この国で医療崩壊の原因となるのは、野党、似非リベラル、似非左派、そして悪意のマスメディアであろう。日本人がコロナ禍を乗り越えて生き延びようとするのをせっせと邪魔する彼らは、間違いなく国家と国民の敵である。