福島から送られた畳を熊本の避難所の人が使いたがらないという話はデマ
先日言及した、福島から熊本の避難所に運び込まれた畳の件ですが、問題のユーザがアカウントに鍵をかけてしまったため、改めてキャッシュのスクリーンショットを載せた上で話を進めたいと思います。
この話はデマであることが、その後あっさり判明しました。
- 「福島から熊本へ送られた畳に関するデマとその検証から嘉島町の特産品に至る流れ」 << 「Togetter」
地球の裏側とも簡単に交信できる今の時代に、実際に件の畳が搬入された避難所で生活している人とスマートフォン一つで連絡を取り合うのは簡単なことであり、こういった話について虚偽であると確認するのも容易です。にもかかわらず、カツドーカは簡単にばれるような嘘をせっせとつき続けるのですから、本当に“基地の外”としか言いようがありません。
3.11の際にはこういうデマに簡単にだまされてしまったような人でも、まともな頭があれば、さすがにちゃんと学習し、同じ過ちを繰り返さないものでしょう。ところが、世の中にはたった5年できれいに忘れてしまうような薄い脳味噌の持ち主も少なくなく、またもや猿みたいにカツドーカのデマに煽られたりしてしまっているようですので、今一度しっかり注意喚起させてもらいます。
カツドーカは嘘つきです。絶対に信用してはいけません。
何度も言っていますが、大事なことなので繰り返します:
災害時の情報の取捨選択においては、次の点に気をつけなければならない:
- カツドーカは嘘つきだから、絶対に信用しない。
- SNS等で回ってきた話については、1次情報に近いものを確認する。「**の関係者から聞いた」「役所の職員から聞いた」「現地の人から聞いた」のたぐいは切って捨てる。実際には「現地にいる友人の知り合いの役所の職員が**の関係者から聞いたという話」だったりするので。
- センセーショナルな話ほど疑ってかかる。ちょっと聞くとそれらしいけれども、よく考えてみればあり得ない話であることがほとんどだ。デマが広まるのは、事実よりも事実っぽく聞こえる話だからである。例えば「大地震でゴジラが目覚めて熊本に上陸した」などというデマが広まることはない。
[「熊本にゴジラが上陸したというデマは広まらない」(2016年4月24日)]