埼玉県知事選(8月6日投開票)に共産党が独自候補を擁立するという。

先の水着撮影会騒動において、国民の人権を踏みにじり生命と財産を脅かす、国家と国民の敵という正体をあらわにした共産党が、騒動の総括をしないどころかその件に一言も言及しないまま、あろうことか騒動の現場であるこの埼玉県で知事選に土壇場でしれっと候補を擁立するとは、県民をなめるにも程がある。どうせ当選しないことは明らかであるが、こうなったからには完膚なきまでに叩きのめされるがよい。

共産は2019年の前回知事選で[現職の]大野氏を自主支援した経緯があるが、党県委員会の荻原初男委員長は「自民党県政の復活を許さないためだった。(4年間で)大野県政の政治的立ち位置が変化し、国政で国民を苦しめる政党の支持を受けている。擁立して闘うことが県民の利益につながる」と説明した。
[同]

国民の人権を踏みにじり生命と財産を脅かす、国家と国民の敵である共産党が「闘うことが県民の利益につながる」などとは、たわけも甚だしい。共産党が指一本動かすだけでむしろ県民の損害につながると言うべきである。実際、水着撮影会騒動ではそうだったのだし、その件を党として全く顧みないのだから極めて悪質だ。

[柴岡氏は]公約には子育て支援の推進や国民健康保険税引き下げ、省エネ・再エネによる経済活性化などを掲げ、地域経済や国防問題について「国にものを言える県政を目指す」とした。
[同]

国民の人権を踏みにじり生命と財産を脅かす、国家と国民の敵である共産党が「国にものを言える県政を目指す」などとは、何とたちの悪い冗談か。共産党が目指しているのが、党の方針のままに県民を管理支配できる恐怖県政であることは、水着撮影会騒動における党の姿勢からも明らかすぎるほどに明らかである。ほう、「公約には子育て支援の推進や国民健康保険税引き下げ、省エネ・再エネによる経済活性化などを掲げ」ているのか。どうせ財源はナイブリューホカゼーなどと寝言を言うのだろう。

独裁強権政治指向の共産党を、われわれ県民は知事選という民主的手続きの場において、徹底的に否定するであろう。共産党候補を単に敗北せしめるのではなく、その獲得票を一票でも減らすべく、良識ある県民たちは思考するであろう。自らの起こした騒動の後始末もしないままに、ほんのひと月ふた月で知事選に候補を擁立するような己らの愚かさを知れ。